地下にある銭湯で上はマンションのようだ。
地下へのやや急な階段を降りると開きっぱなしの引き戸が一枚、
中は和の雰囲気はなく飾りっけのない公衆浴場というイメージ。
フロントには中性的な物腰の若旦那。親しみやすい感じである。
下足入れの札をお渡しするとロッカーキーを頂ける。サウナ料金は300円。
牛乳石鹸の暖簾を潜り右手の男湯へ。
脱衣場は天井高めで白い天井扇がある。回転はしていないが新しいものなので壊れているという訳ではなさそうである。地下にあるという感じはない、開放感溢れる脱衣場。体重計はTANITAのデジタル。どこを見てもレトロ風味はない。
パパっと服を脱ぎ浴室へ。
こちらも天井は高い。地下と一階部分を銭湯が占めていて、2階からがマンションの空間といったところ。
逆への字型の天井で、白く清潔。島カランは一列で女湯境より6−5□5ー2(□は島、ーは通路)。立ちシャワーは一基ある。
サウナ室が外壁脱衣場側を大きく占領しているため、やや浴室は狭くなっている。それとサウナ室の機械の音だろうか、ごうんごうんと浴室内に終始鳴り響いている。
午後11時程、湯客は5人くらい。訳なくカランを確保し、体をしっかりと洗う。
浴槽は二つ、浅いのと深いのがある。浅い方は側面よりジェットが三カ所から噴出している。湯温は41℃程。外壁側の天井は天窓になっていて、外気が入り込んでくる。今日は春が近いのか風が強い一日だった。夜もまだ風はやや強め。心地の良い風が頬を撫でる。湯につかりながら風を感じるというのは実に心地が良い。都会の空気だけれどもうまく感じた。
続いて深湯へ。湯温は浴槽の底で浴槽同士がつながっている事もありほぼ変わらない。ただ深いだけである。
健康志向か、こちらの銭湯はぬるめの湯を提供しているようである。サウナを利用すれば体もしっかり温まるのかもしれない。しかしながら今日のところは時間をかけて何度も湯につかって出ては冷水を浴びたりなんかして芯まで温まった。
湯から出て休憩所で一休み。
奥さんと来ているので合流して意見を聞く。女湯側にはアナログ体重計があり、HOKUTOWであったとのことだ。それは少しうれしいニュースである。休憩所にあるローラーむき出しのマッサージチェアも、そこに鎮座しているのを見るだけで、どこかほっとするものがあるのである。
女湯側脱衣場にあるHOKUTOWの体重計
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