東京浴場組合のHPをチェックすると、今日は江戸川区の銭湯はリンゴ湯であるという情報が書かれていた。
三連休の中日であるし、江戸川区へ車で向かう。
駐車場が完備されている吉野湯へ。
駐車場を見つけるまでに時間がかかったが、一方通行の道を進み、なんとか発見。銭湯のすぐ裏なんだけど、一方通行のせいでぐるっと回ってこなければならない。駐車スペースは5台ほど。2台空いていた。ついている。
入口は千鳥破風。立派である。
江戸情緒溢れる粋な暖簾。
リンゴ風呂のポスターもあり。
右手にコインランドリー。下足を預け、入口から入るとすぐにフロント。フロント前にベンチがあり3人ほど座れるようになっているが、ここに座ると受付業務に支障をきたしそうだ。
石鹸とシャンプー・リンスを忘れたので小さいのを購入。90円だった。
リンゴもくれた。女将さんの接客もよく、気分がよくなる。
さて左手が男湯。
脱衣場は天井がやや高く、格天井。焦茶色で趣がある。
番台を逆さにしてフロントにしたもので、天井はフロントと同じ空間でつながっているため、狭く感じるがコンパクトでいい感じだ。銭湯に無駄に広い空間は必要ないのだ。
端にサッシがあり、その先は物置スペースとなっている。現役から退いた模様のTOAと書かれた体重計がひっそり眠っている。
脱衣場にあるのはYAMATO。どちらもレトロなアナログ体重計だ。
パパッと服を脱ぎ、浴室へ。
眼前に広がるは巨大なチップタイル画。いやはや大きい。
ヨットが中央にあり、全体的に青い色。和風では全くないが・・。これもまた良し。
女湯側は滝とのこと(後で奥さんに聞き込みをした)。
カランは8-6-6-5。大型ではないが、小さくもなくちょうどいい大きさの銭湯だ。立ちシャワーは3つ。
体をきれいに洗い、浴槽へ。
時間は夕方くらいだが、お客が多い。今日はリンゴの湯だからだろうか。少年も3人ほどいて、大人のお客は12人ほどいらっしゃる。
活気があるではないか。
浴槽は大きく分けて二つ。
右に深風呂。薬湯になっている。
左手は浅風呂で座ジェット二基、電気風呂には赤外線ライト付き。
そして何もないスペースがあり、ここはゆっくり湯を楽しむスペースのようだ。
まずは浅風呂の電気風呂へ。
湯温は42℃ほど。
電気力は強く、とても壁に設置されている赤外線ライトにピッタリ背中を付ける事ができない。
続いて隣の座ジェットへ。
こちらは深風呂になっており、座ってジェットを浴びる事になる。
ジェットの方には流れがあって来ないがリンゴが11個漂っている。
あと4個がオレンジ。しかしこのオレンジはなぜかプラスチックのもの。なんでこれ入れたんだろう。
あと、リンゴが一個かじられた後がある。子供がかじったのかね。
前に行った練馬の栄湯のリンゴ湯は50個もあったけど、こちらは少ないな。江戸川区の銭湯はリンゴをプレゼントしてくれるから、湯に浮かす分が少なめなのかもしれない。
さて、深風呂へ。
こちらは湯温が42℃後半。
薬湯で「生薬」と書かれている。その側に「じっこう」とも書かれている。そして、備え付けの看板に「宝寿湯」。これは新宿の「弁天湯」にもあった看板だな。
漢方のとてもいい香りがする。
しばしチップタイルのヨットを見ながら湯を楽しむ。
用賀の「栄湯」もこんなランダムな形のチップタイルだった。あちらは夕焼けでやはりヨットが描かれていた。ひょっとしたら同じ会社によるものかもしれない。
さて立ちシャワーでクールダウンし、湯から上がろう。
脱衣場にはソファがあり、自販機もある。フロントに休憩スペースがないのでここで一休み。
次から次へとお客が来る。
銭湯が珍しくなく、とても地元に浸透しているような雰囲気だ。
私が住んでいる二子玉川には銭湯がなく、こんな雰囲気はとてもうらやましい。いつまでも地元に愛される銭湯でいてほしいと願いながら外に出た。
すぐ側にはおそば屋さんがあり、少し惹かれつつも駐車場へ。
明日も休日だ。
明日はどの銭湯へ行こうかと考えを巡らせながら家路へとついた。
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