2009年2月22日日曜日

83.渋谷区本町 第二かねき湯

明日は2月22日土曜日、ネコの日である。

ネコの特番を家で見てから渋谷区の第二かねき湯にやってきた。
幡ヶ谷駅の近く、商店街を抜けた先にある銭湯。
学生の頃笹塚で一人暮らしをしていたので幡ヶ谷の商店街にもなじみがあるが、こちらの銭湯には来たことがなかった。

今日はクルマ来たのでコインパーキングを探す。
しかしこの街の裏路地の道は狭い。
3ナンバーのクルマ(車幅180以上)だとかなりつらいはず。今日はたまたま車検に出しているので5ナンバーのクルマだからよかった。こんな路地もすいすいである。
第二かねき湯のすぐ側にトンネル(本村ずい道)があり、その上は国道431号線(水道道路)が走っているが、そのトンネルの先にコインパーキングがあった。しかしこれがまた狭い。ほんと小さいクルマでよかった。
やはり銭湯巡りは小さいクルマに限る。

第二かねき湯はビル銭湯。
入り口はレンガの壁。「湯屋KANEKI」と書かれている。
下足を預け、暖簾をくぐると広いロビースペースにいくつもの椅子とソファ。6〜7人はゆったり休めそうである。全体的に照明が暗めで渋い。
フロントがあり、左手が男湯。
湯賃をお渡しし中へと突き進む。
脱衣場にはガス灯(もちろん見た目だけ)があり、おしゃれな木のベンチが二つ。
そこにKEIHOKU HAKARIのアナログ体重計。このモダンと和の融合がすばらしい。天井は黒塗りで、照明もやはり薄暗い。さながら地下にあるライブハウスか小劇場かといったところ。
天井は低めだが、圧迫感を感じるほどではない。

パパっと服を脱ぎ浴室へ。
こちらも照明が落ち着いたもの。広さはないが天井はやや高めのかまぼこ型。
湯煙とぼんやりした照明、それに赤煉瓦がいい雰囲気を出している。ここは横浜かという感じだ。

お客が皆若く、きっと20代。しかも7人ほど。
大型銭湯ではないので印象としては繁盛していると感じた。
島カランは一列で外側から5-4-4-5。立ちシャワー二基。サウナ室もあるが水風呂はないようである。

体をしっかり洗い、浴槽へ。
浴槽は一つ。電気風呂が端に設けられている。
ジェットが二基。
深い浴槽がないというのも珍しいが、電気風呂で攻めてくるのもなかなかの心意気。
ジェットは一穴と二穴のものが並んでいる。やや二穴のものが勢いがあるがどちらも十分に心地よい。
目を閉じ、しばし心地よさに酔いしれる。目を開くとレンガの壁に落ち着いた照明。
う〜む銭湯のイメージからかけ離れている。
それにしても湯がぬるい。42℃ほど。
電気風呂の方は電気力がなかなか強く、しかし座面が広いので中央に座るとあまりビリビリこない。端に寄ってその十分なパワーを体に浴びせる必要がある。

さて湯から上がろう。
浴槽に遊びがないが、雰囲気は最高。
休憩所ものんびりできる。雑誌もありテレビもあるので楽しめる。
アイスケースに、ドリンクの自販機も。
和の趣といえば体重計くらいなものだったが、昔は番台形式で伝統的な銭湯であったのかもと勝手にビルの麓で思いを巡らす。

帰りは狭い路地もなれたものですいすいと甲州街道まで。
また来るときはサウナを楽しむことにしよう。
今日もまた、すばらしい銭湯のおかげでぐっすりと眠りにつけそうである。


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