クルマなので近くのコインパーキングに駐車。駅近くなので料金も高そうだ。
八幡湯は駅前の通りから路地に入って2分ほど歩いたところにある。
千鳥破風の屋根がほんのちょっと垣間見えるが、改装されてせり出したコインランドリーとロビー部分によりよく見えない。
やや窮屈なロビー部分が正面に広がり、フロントには白髪まじりの女将さん。
椅子が4つほどあり、血圧計も見える。
女将さんに湯賃をお渡しし、左手の男湯へ。
脱衣場は天井やや高め。
改装されているが天井は格天井。古めかしいのでそのまま昔のを使っているのかもしれない。折り上げ式ではない。
ローラーむき出しのクラシカルなマッサージチェアと、新型マッサージチェア。新型といってもごく基本的なマッサージ機能しか備わっていないもの。
外壁側のロッカーの上にテレビが置いてある。
ロッカーは大型のものもあり、中にはハンガーもあるのでコートを着てきた時や、スポーツをしてきたときでも安心だ。
パパッと服を脱ぎ浴室へ。
こちらはかなり奥行きが狭い。
しかし天井はしっかり二段型で広く、明るいので開放感は十分。
ケロリン桶を手に取り、カランを確保。
島カランは二列、3-4-4-4-3の構成。立ちシャワーは二基。
奥行きの狭さに最初は戸惑うがすぐ慣れる。
お客も3人ほど、混んでいないせいもあるだろうか。
さて体も洗い終わり、浴室へ。
広い浴槽にはバイブラが一面にぼこぼことなっており、赤外線が壁から赤い灯りを放っている。
背中を押し付け、しばし至福のときを過ごす。
しかし足を伸ばすと浴槽の端についてしまう。奥行きのない浴室だけに浴槽もやや狭いか。
湯温は41℃くらい。ぬるいがバイブラが体を包み込むおかげで温まる。
いったん出て立ちシャワーでクールダウン。
さて次は座ジェットが二基、バイブラがある浴槽へ。
こちらも湯温は変わらず、水枕があるが残念ながらぬるい。
座ジェットだが浴槽は浅い上、浴槽の奥行きもないから足も伸ばせずこちらも窮屈。
中央には電気風呂。
電気力は弱いがぴったり貼付けると心地よい。
なかなか人気のある浴槽で、空くのに時間がかかった。
気づくと浴室内は混み始め、いまや10人ほどいらっしゃる。
こちらの背景は立派なペンキ絵。
荒々しいタッチから中島氏であることが伺える。
「西伊豆」と記載され、白い波しぶきを手前にして富士山が迫力あるその姿を魅せている。
さて湯から上がりフロントで一休み。
こちらのフロントには入浴グッズをいろいろ販売しているが、ドリンクはない。ドリンクは脱衣場にあり、そこの小窓からフロントにドリンク代を支払う模様。
女湯には奥さんが入っているのだが、出てきて聞き込みをすると背景には茶色の富士山と端の方に小さくチューリップとひまわりと桜があったとのこと。
弟子の作品だろうか。ぜひみてみたいものだがそれも叶わず、想像の世界で楽しむことにしよう。
こじんまりとした銭湯だが、なかなか落ち着く銭湯。
地元にあると気軽に来れていいかもしれない。湯温がぬるく浴槽が狭いのは残念だが、広すぎる銭湯も考えもの。これはこれでいいではないか。
帰りに天下一ラーメンで餃子のテイクアウト。土曜日は餃子半額デーだが、持ち帰りには適用されず。やや残念な気持ちで駐車場へ。
こちらの料金は一時間で1200円。夜の10時頃にしてはかなり高い料金設定。
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