今日はこの冬一番の寒さになるかもしれないと朝の情報番組で言っていた。
昼前には雪がちらついていたが、会社が終わる頃にはすっかりやんでしまっていた。
大雪は困るが、適度な降雪は歓迎してしまう。
さて夜になり、目黒区の銭湯へ。
今日は月光泉を目指す。
夜は25時までの営業。24時頃に到着した。
下足を預け、フロントの女将さんへ湯賃をお渡しする。
物静かな女将さんである。
元々は番台形式であった様子が見て取れる。
女湯境の壁部分に休憩所をこしらえている。そこに立派なタイル画。夕やみをバックに古城が山にそびえている。
右手の男湯へ。
脱衣場は細長く、注意書きが多く貼られている。注意書きの文字はドンキホーテのポップのように時がうまく書けている。ポップ職人がいるのだろうかと思うほどだ。
体重計はTANAKAのアナログ式。
ハンドル付きのレトロなローラーむき出しマッサージ機が置かれている。
天井はやや高めあるが、洋風な感じ。全体的に和の趣は感じられないモダンな銭湯だ。
パパッと服を脱ぎ浴室へ。
入って右手に掛け湯コーナー。銭湯に掛け湯はよく見るが、どちらかというと珍しい部類。
それにしても随分細長い浴室。
島カランが一列で8-9-9-6。
立ちシャワー一基、ボディジェットシャワー一基、怪しげな個室、そしてサウナ室がある。
体を洗いながら、天井を見上げるが、かまぼこ型で水色、ピンク、黄緑と色が段々に塗られている。
西品川の記念湯のようだが、あちらよりカラフルである。
しかしカラフルといっても原色ではないくすんだ色なので、サビレ感がひしひしと伝わってくる。
さて浴槽へ。
外壁からミクロバイブラ、ジェット二基、打たせ湯という構成。
ミクロバイブラはぬる湯好きはこちらへどうぞと書かれている通り、湯温はぬるめの42℃。
バイブラの勢いはなかなかでどこもつかまないでいるとバランスを取るのに苦労するほど。
竹酢湯と書かれており、ほのかに竹の香も感じられる。
泡のきめ細かさもあるが、非常に柔らかくマイルドな入浴感。心地よい。
続いてジェットへ。
こちらの湯温はやや上昇。ぬる湯浴槽とつながってはいるものの、43℃ほど。
ここから背景を見上げるが、タイル画のノイシュバンシュタイン城。中央側はナイアガラの滝だ。全体的に広がるタイル画で、リアルな表現で気合いを感じる。かなりの迫力がある。
いったん立ちシャワーでクールダウンし、打たせ湯へ。
ボタンがあるが、押しても無反応。こちらはアツ湯と書かれているだけにアツめの湯だ。45℃ほど。
ボディジェットシャワーは水が出てくるが、ハンドシャワーも設置してあり湯と書かれている為、シャワーが冷たすぎる場合に湯を掛けながら耐えるといいだろう。
気になるのは個室。こちらはボタンを押すと、天井の穴から冷風が出てくる。おそらく、水風呂の代わりとしてある設備。
サウナ室はありがたいことに無料なので、ありがたく入室。
スチームが充満しており、広さも充分ある立派なサウナ。4人はゆったり座れる。
しかしこの後に個室に入ろうという気にはならないな。やはり水風呂に入りたくなる。
湯から上がり休憩所でひと休み。
ポップを見ると朝湯を毎週日曜7時40分から11時半までやっているようだ。
朝から入るサウナもいいかもしれない。
途中片付けにやって来た親父さんと女将さんにさほど覇気が感じられなかったが、それも長年の勤務から来るものだろう。
それにしても細長い銭湯であった。
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