クルマで十条の銭湯へ。
狭い道を抜け、駐車場が見えた。十条湯専用駐車場と書いてあり、三台のスペースがある。
十条湯の裏手にあるようだ。
クルマを停めて、ぐるっと銭湯周りを一周してみる。
大きな煙突はなく、銀色の煙突が脇から5メートルの高さほどまで伸びている。
正面に回ると、十条湯の屋号が書かれた暖簾。左手には喫茶スペースが見える。フロントに座る親父さんも見えるが、どうやら喫茶店を兼ねているようだ。
さて、下足を預け、右手の広いコインランドリーを見ながら自動ドアを過ぎる。
フロントの親父さんは小声でいらっしゃいませ。
湯賃は二人分をお渡しした。今日は奥さんも一緒だ。
右手が男湯。
脱衣場に入ると、二階へ行く階段がある。サウナ利用者の専用休憩スペースがあるようだ。
一階にはテレビが三台。中央のテレビの音声が響いているが、他のテレビの音は出ていないし、あまり意味がないような。
天井はなかなか高く、昔は伝統的銭湯であったのではないかと思われる。
パパッと服を脱ぎ、浴室へ。
すると正面に背景。これはいきなり目に飛び込んでくる迫力。
鶴二匹が太陽に向かって突き進んでいるチップタイル画。ランダムチップだ。渋谷の武の湯や用賀の栄湯などがランダムチップであった。
カランは6-7-7-3。立ちシャワーが3つ。
広くもないが、通常の銭湯面積に浴槽の種類が3つ、サウナもあるのでかなり有効にスペースを使っているといえる。
体を洗い流し、浴槽へ。
まずは外壁よりのミクロバイブラから。湯温はかなりぬるめで40℃を下回っている。ここはじっくり長風呂を楽しむと見える。
お客は3人ほど。土曜の7時ほどだが、少し少なめだろうか。もう少し遅くなると混んでくるのかもしれない。
続いて隣の浴槽。
こちらは力なくバイブラが出ているが、湯温が43℃ほどなのでとても心地よい。じっくり浸かると体が芯まで温まり、水風呂に行きたくなる。
水風呂は女湯境の壁下に設置してある。湯温は22℃ほど。
3人ほどは入れる大きめの浴槽。サウナもある訳だし水風呂は欠かせないだろう。
続いて残りの浴槽は座ジェット(座風呂)。三基あって浴槽の形が削り取られた形になっているので、端の座ジェットに座ると足が伸ばせずちょっと狭い。深風呂になっていて座る訳だから足を伸ばす必要もないのだが。
湯から上がると喫茶スペースでヨーグルメットを頂く。
フロントはおばさまに変わっており、さらに小声の接客。無愛想という訳でもないが・・。
次々入ったり出て行くお客達の愛想の方がとてもいい。
皆常連のようだ。
話せばきっといい人であるに違いない。
フロント脇に1010の95号が置かれていたので頂いた。
北区の銭湯は今日が初めてだったが、土地の条件も良いのかお客の活気が伝わってくる銭湯だった。
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