下足を預け、自動ドアから中へ。フロントには若い感じの親父さん。後を継がれたのだろうか。接客が丁寧で元気よく、最高である。
フロント前は休憩スペースだが椅子は一脚のみ。テレビは高い位置にあり、フロント用といったところ。ドリンクケースがあり、銭湯検定の問題、1010などが置かれている。
右手の男湯へ。
脱衣場は天井低いがロッカーの数など、多いようである。体重計はデジタルのものでKUBOTAである。洗面所は二カ所、ドライヤーは3分10円だ。設備はやや古くなっているように見えるが、くたびれているといったほどでもない。
さてパパっと服を脱ぎ浴室へ。
中は繁盛している。島カラン一列で6-5-5-6。女湯側一列はついたてもある。カランはTOTOの新しいもので、湯温の調整、シャワーホースもすべてについているので、贅沢な設備だ。
時限式のカランは続けて出したい時には当然不便である。シャンプーの後などじっくり頭を流したい時には特に感じる。しかし、TOTOのそれは風呂椅子に座った高さで膝の位置に来るので、膝でスイッチを押せば両手もフリーになり湯を出すのに便利である。
天井はビル銭湯の割に高く、二階天井まで続いている様子。外壁側は分厚い格子状のガラスが多く並んでおり、昼の明かりの差し込んだ浴室を見るのも良さそうだ。
水風呂は水温19℃ほど。サウナ室の利用客が必ずと言っていいほどに入るので常に混雑して水温もややぬるく感じる。
中目黒という街に、根付いている立派な銭湯。お客も皆若く、地域の特色が出ている様子。かといって若いながらも銭湯マナーはしっかりしていて居心地がよい。
今度はサウナでも利用しようか。土曜の夜、銭湯から出ると一週間が終わったんだなと実感が湧く。これがいつもの土日の過ごし方というようになってきた。これはかなり喜ばしく、楽しい現実である。
さて浴槽へ。
浅い方はミクロバイブラに寝ジェット、深風呂があり、脱衣場よりのサウナ室の正面には水風呂もある。まずは浅風呂から。湯温はデジタル表示がされており、41.4℃。そしてラジウム温泉の表記がある。入ってみても強くラジウム温泉だとわかる確定的な事実はないのだけれど、その表示を見ているだけで体は素直に反応しているようである。
寝ジェットは二基あり、狭く足が伸ばせない上に水枕が冷えてないのが残念。
それ以外は快適である。
深風呂の湯温は41.7℃の表示。どちらもややぬるめだが、これで物足りなければ有料のサウナ室をご利用になってくれといった感じだろうか。
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