2009年8月14日金曜日

119.世田谷区上北沢 北沢湯

今日は世田谷北沢湯へ。

以前一人で訪れた時、営業時間まであと30分ということで諦めたことがある。銭湯マップには24時までとあるのだが、実際表の看板には修正されて23時30分となっているのである。

22時30分には到着。じっくりこちらの銭湯を満喫できそうである。

千鳥破風の表向き。コインランドリーもありよくある街に息づく銭湯の風景が伺える。



下足入れに靴を預け中に入ると正面にフロント。女将さんがお座りになられている。右手手前には休憩スペース。友達の家の居間のような感じの個室。ソファや椅子があり6人は休憩できる。他に体重計や血圧計あり。

脱衣場に入るとこちらには体重計がない。その代わり身長計が置かれている。天井は白く二段型。やや高めの天井である。

パパッと服を脱ぎ浴室へ。中は天井高く二段型。女湯まで続くペンキ絵の迫力がすさまじい。中島氏の作品だろう。手前に向かって川が流れており、奥には富士山である。

島カランは一列。立ちシャワーは二基ある。
体を洗い浴槽へ。
深い浴槽と浅い浴槽。深い方にはイオン化オゾン浴泉というなんだか健康的な響きのある名前がついている。浅い方はバイブラとジェット。

浅い浴槽の湯温は42℃ほど。備長炭が備え付けられている。とてもありがたい演出である。湯の肌触りもよく、心地よい。

深い浴槽も柔らかく優しく体を包み込んでくれる湯。非常に心地よい。イオン化オゾン浴泉も名ばかりではないといった感じだ。

湯から上がり休憩所で一休み。天井が低くよくある家庭の居間な感じなので他人と二人きりになると気まずい。天井が高いというのはどれだけ効果的なものかというのがよくわかる。

外に出て狭い路地を歩く。狭いながらも一方通行でない道。しかしまっすぐ延びている。銭湯がこちらにできた時から変わらぬ道であろう。ひっそりとしているが過ごしやすそうな街。そしてまた湯に浸かりに来たいと思う銭湯であった。


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