2009年8月8日土曜日

117.世田谷区祖師谷 湯パークレビランド

お盆休みに入った。
道路はETC割引の影響もあり、高速入口がやたら混雑している。
一時間に降雨量が100mmに及ぶほどの集中豪雨もあり、一日を通して慌ただしい印象。
用事もあって車で東京を右往左往。せっかくの休みであるのにあまりのんびりできない一日であった。

こんな日は銭湯に行き、湯にじっくり浸かるに限る。

世田谷の銭湯レビランドを訪れた。
湯パークレビランドはマンション銭湯で脇に駐車場が三台完備されている。



北欧サウナとは何だろう。


下足入れに靴を預け、金属の札を取る。
中に入るとソファが設置されており休憩スペースがある。
フロントには女将さんがいらっしゃる。駐車場をお借りした旨お伝えすると、もう少し建物寄りに移動してほしいとのお言葉から、車を少し建物に寄せた。
その後、改めて中に入ると「シャンプー、石鹸は設置されておりませんが大丈夫ですか」とのこと。
もちろん大丈夫だが、手ぶら客が多い銭湯なのかもしれない。銭湯の外観からするとスーパー銭湯にも見て取れる為、前もって説明する必要があるのだろう。ただ、そういったお客として扱われた事に少々無念な心地になる。

さて気を取り直して左手の男湯へ。
脱衣場は天井低く、やや暗めの蛍光灯。お客が少ないせいもあり静かである。金曜の夜、23時頃、脱衣場には3人のお客である。

体重計はKUBOTAのデジタル。腰の位置までの高さである。身長計が一台、2mの背の高さまで計測可能のようだ。

パパッと服を脱ぎ浴室へ。
中は近代的な銭湯の雰囲気。まずカランが横向きである。外壁側から伸びているため、純粋に島カランとは言えないが、そういった意味では島カランは一番奥に位置している2-2のもの。
その他2列のカランもある。2-2-3-5-5-5-4の構成。立ちシャワーは一基である。

お客は3人ほど。徐々に多くなりはしたがそれでも6人くらいにしかならなかった。近隣にあるそしがや温泉21の方が活気があった気がするが、活気と銭湯の質は必ずしも比例しない。ここは自分の感覚を信じて湯を楽しもうと思う。

カランを確保し体をじっくり洗う。
浴室の照明は蛍光灯のカバーが黄ばんでいるため薄暗い。落ち着いた、またはどんよりとした雰囲気。浴槽へ行こうと立ち上がる。

大浴槽が女湯境側に設置されている。そして水風呂が外壁奥側のサウナ室前にある。
大浴槽にはうたせ湯、バイブラ、電気風呂、ジェットバス、リラックスバス、エステバス、スーパージェットなど。

湯温は42℃ほど。電機風呂に遭遇したのが久々なのでしばし電気を浴びる。片方は微弱な電気だがもう片方は強力。運転で疲れた体もしっかり癒されるというものである。

続いてうたせ湯へ。こちらは一人が入れるほどの個室になっており、ボタンを押す事で3分ほど天井から湯が流れ落ちてくる仕組み。視界は360°シャットアウトされるので恥じる事なく至福の表情を浮かべていい。

ジェットバスの並びを順に楽しむ。水枕もしっかりと冷たい。
体も温まったところで水風呂へ。水温は18.5℃とデジタル表示されている。4人はじっくり入浴できる広さ。オーバーフローの仕組みもあり清潔なイメージ。

クールダウンした体で続いては階段を上がり露天へ。
途中観葉植物も置かれている。
二階へ上がると木製の屋根が半分ほど突き出ているが、4m四方ほどの広さで大空を仰ぎ見る事ができる。浴槽は7人は浸かれるだろう。今日はラベンダーの湯となっている。湯口からどぼどぼと音を立てて空間を演出している。照明も落ち着いた色のもの。極上の空間だ。

階段の上り下りはさほど苦痛でなく、ただ何人露天にいるかが多少気になる程度で、何度か露天と水風呂を往復した。
最高の銭湯だ。

利用客も少ないので次々と設備を堪能できる。混み合っていないのは少々寂しくもあるが、やはり快適は快適である。利用者が少ないからのんびりできていい銭湯である、というのも見方としては間違っているのかもしれないが露天の雰囲気は秀逸。周りに高層の建築物がないので空が広く感じる。ぜひまた来たい銭湯だ。今度来る時は少し気になった北欧サウナを利用してみる事にしよう。


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