2009年9月23日水曜日

124.狛江市東和泉 狛江湯

シルバーウィーク最終日、道路はどこも混み合っている。
遠くの銭湯ヘ行こうかとも考えたけど、比較的近い狛江市の銭湯へ。

狛江湯は二子玉川よりクルマで10分ほど。
狛江三叉路の近く、ジョナサン前の道路を挟んだ路地を入っていくと見えてくる。



三階建てマンションの一階にある銭湯で、比較的近代的な造りだ。
建物正面には駐車場があり、ゆったり5台ほど駐車できる。



高い位置に窓があり、脱衣場だろうか、女性の声が聞こえてくる。

コインランドリーも併設されており、銭湯入口からも入れるし、コインランドリーから銭湯に入る事もできる。



下足入れに靴を預け、プラスチックの札を取る。フロント形式でロビーには4人ほどが休めるスペースがある。コインランドリーでイスに座って洗濯が終わるのを待っているお方も見える。

女将さんがフロントにお座りになっており、終始にこやかに接客をされている。
右手が男湯。
こちらは珍しく道路側に女湯の脱衣場がある。
男湯側脱衣場に入ると、紅葉等が活けてある。広くはないが細長くL字型に伸びる脱衣場。テレビでは巨人の試合が終了した所。36年ぶりV3を達成したようだ。拍手をしているご老人もいらっしゃる。
ロッカーは50ほど。天井低く、銭湯というよりは公衆浴場という感じ。レトロな趣はどうにも見当たらない。体重計はYAMATOのデジタル式で腰の位置くらい高さのもの。

さて、パパッと服を脱ぎ浴室へ。
浴室もビル銭湯ということで天井低めのフラット形式。
島カラン一列で、外壁に沿う形でカランが並んでいる。全部で27のカランがある。立ちシャワーは一基、ボディジェットシャワーという何穴もあるシャワーが一基。
全体的にタイルは普通の10cm四方の角形で、特徴といえば高い位置から低い位置に掛けて色が濃くなっているタイルを使用しているくらいか。

体をしっかり洗う。カランの湯がやけにぬるいのが気になる。シャワーはちゃんとした湯であるので助かる。シャワーは軟水感を感じるが、非常に薄い感じの軟水度。どこにも記されていないので、真偽のほどは分からない。

さて浴槽へ。
女湯境の壁際に浴槽が並んでいる。大きめの浅い浴槽にはミクロバイブラ。座ジェット二基の浴槽があり、あとは水風呂。サウナ室の正面に水風呂がある。サウナの利用は別料金で350円が必要と扉に書かれている。

まずはミクロバイブラから。
湯温は42℃ほど。
塩素の匂いが鼻につくものの、非常にキメの細かいバイブラに体が包み込まれ心地よいひとときを味わう。
足もしっかり伸ばせ、寝浴も可。

お隣は座ジェットで湯温は同じほど。
水枕完備で、これがしっかりと冷えている。高さは少し高めなので姿勢正しく着座しないと水枕の恩恵にあずかれない。

水風呂の水温はぬるめで24℃ほど。しかしあるのとないのとでは入浴に対する張り合いが異なってくる。何度か湯、水を楽しみ体を温める。

背景もなく、設備も多くないがお客はなかなか多く賑わっている。祝日の5時頃に利用して終始お客は7人ほど。サウナ室を利用されている方が多く、常連さんも多いようで所々で話し声が聞こえてくる活気ある銭湯。

昭和の銭湯というレトロな雰囲気は全く楽しめないが、実用的でクルマで訪れるのにも向いている。次にくるときにはサウナを楽しんでみようと思いつつ、連休最後の入浴を終える事にした。


大きな地図で見る

0 件のコメント: