2009年10月12日月曜日

126.世田谷区南烏山 増穂湯

一年に一度、10月10日の銭湯の日には地元世田谷の藤の湯へ。
しかし世田谷では10月11日が世田谷ふろ祭となっており、特別に何かイベントをやっているわけではない模様。

そこで11日には増穂湯を訪れた。こちらは表向きは平屋建築。脱衣場・浴室部分は天井の高い建築になっているようだが宮造りではない。







中に入ると大きな犬のぬいぐるみ。



下足入れに靴を預け、木札を手に取る。

左へ向かって自動ドアがあり、中にはフロントと6人くらいが休める休憩スペースがある。
壁一面に大きな富士の写真があり目を奪われるが、他にも鉄道模型があったり、またもや犬のぬいぐるみがあったりする。

親父さんに湯賃をお渡し。今日は奥さんも一緒なので二人分で900円だ。

くじを引くと自分ははずれで缶コーヒー。奥さんは水色(三等)で銭湯タオルだった。
増穂湯は一等から三等までに加え、当店賞とハズレというのがあり、当店賞はビール。ハズレは缶コーヒーである。

通常の銭湯ではハズレがないので少し損をした気分だが、こちらの増穂湯は湯客が多いためすぐに割り当てられた分のタオルがなくなってしまうのかもしれない、と前向きに解釈してみる。

ソファの背もたれの上に衛生上に優秀であることを保健所が証明したものが飾られている。これはかなり期待できる。

フロントを中央にして左手が男湯。
脱衣場は天井は低めであり、特に木の天井と言うわけでなく普通の白いもの。床は木製でピカピカに磨きあげられている。

時計が置かれる浴室寄りの女湯境壁上には液晶テレビが備え付けられている。

トイレをお借りするが非常に綺麗な洋式トイレ。パパっと服を脱ぎ、浴室に足を踏み入れるがこちらも眩しいばかりに綺麗な浴室である。
まず天井の白ペンキがつい昨日塗られたばかりのようであり、床のタイルやカラン、鏡、どれをとっても輝きがあるのである。
さすが衛生上優秀な浴場である。

お客は10人ほど。日曜日の夜7時過ぎ、なかなか繁盛しているようだ。
ケロリン桶と風呂椅子を手に取りカランを確保。島カランは一列で外壁より7-5-5-5の構成である。
立ちシャワーは二基。女湯境の脱衣場寄り壁際に設置されている。
サウナ室はその反対側、外壁側にある。

カランの湯は軟水。そのトロ味たるやかなりのハイレベルである。シャワーの湯量が若干心もとないが、すぐ慣れる。

さて浴槽へ。
こちらは二槽式であるが境の壁を越えて湯が流れているので隔たりはあまり感じない。
今日はラベンダーの湯である。

まずは広めの浅い浴槽から。湯温は42℃ほど。バイブラ部分と外壁側には檻があり、中にはお決まりの石があり湯がそれに当たっている。麦飯石と書かれているだけなので、どんな効能があるのかは全く伝わっては来ないが多少有り難みは感じるものである。

ラベンダーの香りに包まれ、さらに軟水と言うこともあり心地のよいひとときを堪能する。

背景は見事な中島氏のペンキ絵。女湯側は富士であるが男湯側は湖に松やヨットなどが浮かんでいたりするだけで取り立てて注目すべき対象物はない。
左下に『20.10.31』とだけ記されている。

女湯側の富士は中腹でへこんでいるような描かれ方をしている。後で奥さんに聞き込みをするも、やはりへこみが描かれているがそれが何を意味しているかは解らなかったとのこと。

ペンキ絵の下には三種類のタイル絵で飾られている。
外壁側より、「東都日本橋」、「富嶽三十六景 深川万年橋下」、「佃島」である。大きさもあり見応え充分。

体も温まった所で立ちシャワーでクールダウン。
続いて中央寄りの浴槽へ。
こちらは座ジェット二基である。
浅い浴槽になっており、ほぼ寝浴状態。
こちらも湯温は42℃ほどで快適。

さて湯から上がり休憩スペースで一休み。
フロントの親父さんはお代わりになられており先ほどは息子さんであったのかもしれない。接客も非常に良く、次々に来られるお客さんにくじを薦め、楽しそうにお仕事をされている。

軟水も素晴らしいが接客も良く、楽しいひとときを過ごせる銭湯。
近くにコインパーキングもあり駅も近い。クルマで来るのにも電車で来るのにも最高のロケーションである。
ぜひまた訪れたい銭湯であった。


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