2009年6月7日日曜日

107.東久留米市幸町 第二喜多の湯

東久留米市にある第二喜多の湯を訪れた。

駐車場は建物の裏手、6台ほど駐車できる。すぐ側には煙突がそびえ立つ。実際触れる事ができる位置にあるのも珍しい。





第二喜多の湯は千鳥破風の屋根にせり出す形で入口が増築されている。中に入るとすぐにフロントスペース。女将さんが笑顔で接客をされている。フロントの右手に下足入れがあり、靴を預け湯賃をお渡しするとロッカーキーを渡される。ゴムひものロッカーキーでなく、マジックテープのもの。前のお客様の使用後から間もないのか少し湿っている。

右手に進むと横に広がる休憩スペース。ソファがあり、ゆったりと休憩ができる。テレビはあるが電源は入っておらず、静かな状態だ。時間は16時頃。休憩しているお客様は一名。
さて右手の男湯へ。

脱衣場は天井高く白い。貼り直されている部分が一部あり、そこは少しこぎれいな明るい色になっている。アナログ式の体重計はレトロな大型でTANAKAのもの。サッシの向こうにはベンチと灰皿が置かれている。
ポスターが貼ってあり、「お風呂まつり」とある。これは田無浴場組合で企画されたものの様で6/7(日)「枇杷の葉湯」が楽しめるとの事。6/7、まさに今日である。

パパッと服を脱ぎ、浴室へ。
お客は10人近くいらっしゃる。皆ご年配で常連客と見える。若者は一名もいない。
島カランは一列で、6-5-5-3。立ちシャワーは一基。
カランを確保し、体を洗うがすぐに隣にお客がいらっしゃった。日曜の夕方、なかなか繁盛している様子だ。

しっかり体を洗い、浴槽へ。
奥の壁沿いに広大な浴槽。その中には寝ジェット、ミクロバイブラ、電気風呂、座ジェット、ショルダージェットが設置されている。浅い浴槽だが、座ジェット二基の部分だけ膝下を収める分、深い浴槽になっている。
湯温は43℃ほど。
枇杷の葉がネットに詰め込まれ浴槽の端に浮かんでいる。入浴感に劇的な驚きはないが、ほのかに香が漂う。心なしか白い泡が多いような気がする。ジェットのせいかもしれないが、湯に数カ所浮かんだままになっている。ひょっとしたら枇杷の葉が少なからず影響しているのかもしれない。

まずは電気風呂から。久々に電気風呂を楽しむ。電気の力はかなり強烈。密着させている強者も何名かいらっしゃったが、自分ではとても無理であった。特に何をした休日という訳でもないので、疲れがそれほど貯まってないというのもあるかもしれない。

座ジェットは二基あり、スイッチ式になっている。これは一日中噴出している座ジェットよりもかなり省エネだろう。水枕も完備されているが、残念な事に非常にぬるい。
続いてショルダージェット。こちらは常に湯が流れ落ちている。しかし威力が弱く、利用されているお客も皆無。心地よさも皆無であると言える。
ミクロバイブラは細かい気泡により快適な入浴感。水面に達した気泡がはじけ飛び、プツプツと音を立てている。
寝ジェットもスイッチ式。なかなかの威力で心地も良いがあまりご利用になっているお客はいらっしゃらない。

背景を確認。こちらの背景はランダムチップタイルで鳥が描かれている。不死鳥のような感じの大きな鳥、そして小さめの鳥が二羽。太陽に向かって飛翔している。第二喜多の湯の兄弟銭湯、清瀬の喜多の湯はペンキ絵で富士山が描かれていたが、こちらは打って変わって路線が違うようだ。

サウナ室が脱衣場寄りに設置されている。これが無料。中は6人は入れる大きさで、しかもテレビ付きの豪華設備。温度は90℃ほど。外に出れば水風呂があり、何度も往復を楽しむ。水風呂は18℃ほどの二人が入れる大きさで、十分なもの。サウナを無料で楽しめ、しかも水風呂があるのは第二喜多の湯を訪れる十分なほどの選択理由になるのではないだろうか。

湯から上がり、トイレを使う。
一句、壁に掲げられている。とてもユニークである。しかし直接的すぎるので少し照れくさいが、何もないよりは楽しめる。



駐車場完備でクルマで訪れる事ができるので、近くへ来たらぜひまた利用したいと思う。日曜の夕方、明日からの仕事に備えじっくり入浴完了。さて帰ってビールでも飲むとしよう。

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