2008年12月30日火曜日

61.渋谷区本町 天龍泉

金曜の夜、渋谷区の天龍泉へ。
駐車場が8台あると銭湯マップに書いてあるものの、到着してみると4台置けばもういっぱいという感じ。
8台置くにしても縦長の敷地なので、前に置かれたクルマを一旦外に出したりしないといけないだろう。
看板には奥から駐車して下さいとある。
鍵をフロントにお預けくださいともあるので、奥のクルマが出る場合は手前のクルマを移動させてくれたりするのだろう。
クルマは二台駐車されている。

入口は広く、スーパー銭湯の趣。屋号がネオンサインとなって光り輝いている。
今日は露天風呂が女湯で、打たせ湯は男湯とのこと。
下足を預け、中に入ると右手にフロント。
休憩所が広がっている。
そして50インチはあろうかという液晶テレビ。
目の前にソファが設置されているが距離が近すぎて圧迫感がありそうだ。

フロントには若いお姉さん。娘さんであろうか。
入浴券を券売機で購入。奥さんも一緒に来ているので二枚買ってお姉さんにお渡しする。接客は明るく反応も早い。フロント業務をされて長いのだろう。

右手が男湯だ。
脱衣場は銭湯というよりもジムのお風呂場といった感じ。
デジタル体重計があり、洗濯機が二台。
トイレは和式だった。
パパッと服を脱ぎ浴室へ。

これまた銭湯という雰囲気ではない。
壁のタイルや浴槽の手すりなど、風呂というよりもプールである。
カランは外壁に沿ってあり、島カランは二つであるが、カラン3-3の島カランが二つ。本当に「島」といった感じだ。
数えると23あった。立ちシャワーは二基。

体をしっかり洗い、浴槽へ。
大きく分けて二つ浴槽があり、左手はいろいろな種類の浴槽がある。
まず座ジェットへ。
二基あり、水枕も完備。しっかり冷たい水枕だ。座ジェットとはいえ二つそれぞれに差があり、噴出口の位置が異なっている。
それにしてもあまりに狭い幅の座ジェットである。やや太めの方でさえ腰掛ける際にお尻が左右の壁に突っかかるだろう。

湯温は41℃。ぬるめである。
じっくりつかってもなかなか体は温まらない。
続いてエステバスへ。
こちらは深風呂になっていて、猛烈に激しいジェットが噴出しているのを体に当ててシェイプアップするというもの。
かなり激しいので手すりにつかまっていなければ吹き飛ばされてしまう。体も浮いてしまう。
気持ちいいけどやはり銭湯って感じじゃないなぁ。

もうひとつ、浮き風呂があり注意書きによると寝た状態でスイッチを押すと床から泡が出てからだが浮いてしまうらしい。
しかしそこまで強烈な泡ではないので、エステバスでは体が浮いたものの、こちらは体が揺れる程度。つまりバイブラだ。

もう一つの浴槽は深い部分と浅い部分のある広めの浴槽で、湯温がやや高く42℃ほど。しかし塩素の匂いがなぜか強く、銭湯の趣からはより遠くかけ離れてしまった。

立ちシャワーで火照った体をクールダウンし、打たせ湯の扉を開ける。
二階上ほどまで吹き抜けで、二メートルほどの高さから湯がどぼどぼ流れ落ちて来ている。
下に小さな浴槽があり、腰掛けられるようになっている。完全に一人用の浴槽だ。型を当てしばし湯に打たれる。
確かに心地いいが、目の前の扉から次に入って来たら気まずいなと思いながら打たれる。窓ガラスは霞んでいて視界はほとんど得られないので、誰かが入って来てしまう可能性はある。
肝心の打たせ湯の方は、まぁ気持ちいいがこんなもんかというところ。

浴槽に戻り、すぐ左にロイヤルなんとかというサウナ室への扉があるが、サウナ料金はお支払いしていないので行くことはできず。
サウナがかなり重要度を占めている銭湯であるような気がする。
そう感じるのは全体的に湯温がぬるいこと。
それにこの浴槽だけでは面白みに欠けるということである。

次はぜひサウナ料金を支払ってサウナを利用しようと心に誓った。
休憩所で大型液晶でしばしテレビを鑑賞。首が痛くなり目が疲れた。
次はどんな銭湯に出会うことができるだろう。
どの銭湯も潰れずに今少し、僕が行くのを待っていて欲しいと思う。


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