2008年9月17日水曜日

13.奥沢 松の湯

昨日に続き、今日も奥沢へ。

自由が丘から出発。
奥沢神社を右手に、奥沢駅前を通り過ぎ、徒歩7分ほどで松の湯に到着。

松の湯と立派な看板。
暖簾はなぜか「火災予防運動」。
うん、銭湯は火を使うから火災予防を謳うのは重要な事だな確かに。










下足は50ほど。
右手が男湯だ。昨日のつばめ湯は左手が男湯だったなぁ。
右手に男湯が一般的なような気もするが、まだまだ多くの銭湯に行った訳じゃないから答えは闇の中だな。

脱衣場への扉は自動ドア。
一見そうは見えないのでつい手をかけてしまう。
番台形式でずいぶん低い番台だ。
お兄さんといった感じの男が座っている。DSをやっていたが瞬時に中断した。

脱衣場のロッカーには鍵がすべてかかっている。
これは下足の鍵と共通だということ。
1番の鍵なので、中央よりのロッカーになった。

天井は高く、周りが1段低くなっている。
ロッカーの上に所狭しと入浴グッズが置いてある。常連客のものであろう。
むき出しで置くとはなかなか度胸がある。
まぁ、盗んでもしょうがないものであるから置いてあるんだろうけど。

狭いが庭もあり、縁側に2台洗濯機。
トイレは縁側をつたっていくようだ。
なかなかの雰囲気である。

服を脱ぎ、浴室へ。
お客は5人ほどで、やたら大声で話しているおじさん連中が3人、中央のカランで隣り合わせている。

自然と壁際のカランへ。
まず体を洗うが、カランの湯がかなりぬるいな。
水もぬるい。
浴槽は3つあり、左が深風呂。中央が丸い浴槽。ジェットが4カ所でバイブラ。少々斜めに設置されたジェットの為に流れるプールのように水が流れている。右がジェット2基を備えた浴槽だ。

まずは右手から。
湯の温度は43℃くらい。
なかなかいい温度だ。
ジェットも適度に強く心地よい。
横向きに座る感じとなるので、ここで背景を拝む。
海のペンキ絵だ。
ウインドサーフィンがいくつも行われている。立ち上がって女湯側を見ると富士山が見える。
男女ぶち抜きで大きなペンキ絵である。

いったん全身シャワーを浴びる。
二基あり、少しカビ臭い。
全体的に清潔感はあるけど、所々汚い部分も目立つ。天井はすこしはげ落ちかかってる。
床のタイルは貝殻のようにきれいに輝いているが。

次は左手の深風呂へ。
こちらは湯の温度も高いかなと思えばそうでもない。42℃ほど。
目の前に注意書きがあり、深風呂なので水を入れるとぬるくなりすぎます。のような事が書いてある。
確かにいったんぬるくなってしまうと浅風呂と違ってなかなか回復しないだろうな。

次は中央の丸風呂へ。
こちらは少し高く43℃。
そういえば水温計は48℃を指していた。
まさかそんなにはないよ。けど、銭湯の水温計って狂っている事が多い。
ボイラーの方の温度を指し示しているとかなのかな。

丸風呂は湯がおもしろいように流れ、とても心地よい。
深さも自分にはちょうど良く、肩がしっかりつかる程度。
こりゃ極楽です。

サウナも水風呂もないが、仕事の疲れを癒しに一日の最後に訪れるには良い銭湯。
脱衣場では扇風機も動いてなく、全体的に古びた感は否めないが、時代に流されず長く現役でがんばっているシンプルな銭湯といった趣だ。

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