2008年9月28日日曜日

25.新町 栗の湯











246沿いにある世田谷の栗の湯へ行ってみた。
ご覧の通り、目の前はビュンビュン車が走っている。
そんなそばの栗の湯はなんと立派な温泉なのである。
黒湯が一秒間に190リットルも沸き出しているとのこと。

さて黒湯を楽しみにしつつ銭湯入口へ。

なんとここは駐車場も完備。
長めの暖簾をくぐると、下足入れがあり、自動ドアから中へ。
右手にフロントスペース。
正面にテレビとソファ。
相撲中継をやっている。

湯賃を支払い、左手の男湯に入ると驚いた。
お客がたくさんいるのである。
浴室の方にもたくさんいるようだ。
こりゃ土曜日だからなんだろうが、黒湯の効果もあるのかな。

少年たちも3人ほどいる。
年齢層はやはり高く60歳代が主。

脱衣場はシンプルな感じ。
縁側があり、トイレに通じている。
左手には庭があり、首都高が見える。改めて東京の大動脈のすぐそばなんだなと感じる。

浴室へ入るとまずその背景に圧倒される。
沢のタイル絵で小さな滝のようにどばっと水が流れ込む絵。
よく見ると、他にも小さく谷川岳とか長崎鼻とかのスポットのタイル絵が何カ所か浴室内の壁に描かれている。

全身シャワーは3。右から丸形浴槽バイブラ、赤外線二つついたガリウム風呂、そしてなんといっても黒湯の浴槽。

ではまず体を洗おう。
お客が15人ほどいるので、空きカランを探すのも一苦労だ。

まずは右端の丸形浴槽へ。
表の看板には回転風呂と書かれていたけど、どう見ても回転はしていないよなぁ。
奥沢の松の湯なんかのようにジェットで湯が回転するようにもなっていない。

しかも底に突起物があるのでご注意くださいの張り紙。
こりゃ不安。
そろそろと足で突起物を探してみる。
お、あったあった。
突起物といっても先はとがっていない2センチほどの出っ張り。
なんかの取っ手か?
不安にさせるような張り紙だなぁ。お湯のことを考える前に突起物に不安になってしまった。
湯温は42℃ほど。

中央はガリウム風呂。
昨日の千川駅の大黒湯のようにガリウム石が檻の中にあり、そこに湯が流れ落ち当たった湯が浴槽に流れ込んでくる。
赤外線が二つ設置してあり、それに背中を当てて湯を楽しむ。
観察しているとじいさんが黒湯よりもここをよく好んで利用している。
といってもほとんどじいさんなんだけど。

では黒湯へ。
ここの黒湯はちと薄い。
しかも塩素の匂いもする。

まぁ、消毒は仕方ないな。
バイブラが激しくボコボコしている中、しばし入浴。
濃度は薄いようだが、銭湯で温泉に入れるなんてのは至福だよな。
毎日入りたいもんだ。

さて、湯から上がり外に出ると暗くなってきている。
246の交通量も増している。
少し立ち止まって栗の湯に寄れば温泉を楽しめる。
それを知ってるか知っていないかってのは246を通る時に幸せをひとつ得してるかしてないかの大きな違いのような気がするぞ。

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