2008年9月28日日曜日

22.本町 久米川湯

車で久米川湯へ。
回りは住宅地。マンションも多い。

昔、都営団地がずらーっと並んでいた場所があったんだけど、そこはこぎれいな分譲住宅が代わって立ち並び、巨大なスーパーいなげやもある。

発展してきてるなぁベッドタウンとして。



















さて、久米川湯。
裏の駐車場は5台ほど車が停められる。
目の前に煙突がにょきっと生えている。
そんなとき、なぜか犬に吠えられる。
駐車場の奥に犬小屋がありドーベルマンがこちらに向かって吠えている。

こそこそと久米川湯の入口へ。何も悪いことしてないのになぁ。












下足を預け、「ゆ」と大きく描かれた暖簾をくぐると目の前にフロント。
おじさんがご丁寧にいらっしゃいませと言ってくださる。

ここは左手が男湯だ。
脱衣場の天井は中くらいの高さ。

庭が望め、明るく気持ちいい。












今日は週一の薬湯の日のようだ。

ぱぱっと服を脱ぎ浴室へ。

なんとかなり混んでいておじいさま8、子供6。
少年6人はみんな友達のようで、水風呂につかっている。

背景は富士山。境に島。久々に富士山を見たので、なんか嬉しい。

13年7月9日(西伊豆)とある。かなりはげている。天井もペンキが禿げている。しかしタイルやカラン、浴槽など手近なところはきれいにピカピカ輝いている。
それは重要なポイントかもしれないなぁ。

さて浴槽を観察してみる。
右が薬湯。どくだみの深風呂。

座ジェット二基あって、バイブラがある。ここも薬湯のようだ。
そして少年達が入っている水風呂。壁際にあり、カランの裏にあるので不思議な感じだ。
水風呂だけ浴槽が独立して、他は区切られているものの浴槽は穴でつながっている。

体を洗い、どくだみの湯へ。
香りがほのかにしてとてもいい湯だ。
今日は薬湯の日だから混んでいるのかな。
しかし、少年達を見るおじいさん達の目が温かく、そして優しい。
なんか微笑ましいな。
自分は全く中間の年代なので、ここでは浮いてしまっている状況だ。

いそいそと座ジェットへ。
水枕がよく冷えて心地よい。
湯温はなかなか高く、43℃ほど。
子供には少々熱いかな。だから水風呂に入っているのか。

水風呂に浸かってみる。
20℃ほどでなかなか心地よい。
全身シャワーもあるが、ここのは仕切りがなく、むき出しであるのがなんか珍しい。

湯から上がり、表に出るとさきほどの少年達がジュースを自販機で買っている。
みんなで銭湯に行こうという話題になって来たんだろうなぁ。
自分の少年時代にはそんな話題にはならなかったが、家のすぐ近くに銭湯があるとそういう話題にもなるんだろう。
なんか少しうらやましい気がする。

この銭湯は目の前が狭い路地になっていて、その少し離れたところから正面を見ると、狭い路地に正面の破風造、「ゆ」の暖簾、そして煙突がワンセットで望め、かなりの美しいアングルになる。

次ぎにきた時は写真に収めたいところ。
今日撮ればいいのにと思われるかもしれないが、それはいちいち銭湯に宿題を残しておくことで、また今度来た時の楽しみとする為なのだ。

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